ひな祭りなどで食する事が一般的と成った、
ちらし寿司ですが、
江戸時代の関東地方では、「箱寿司」といってめでたい料理だったそうです。
関西では「まつり寿司」といって、その名のとおり晴れの料理だったそうです。
「ちらし寿司」と成ったのは明治からです。
ちらし寿司の代表的な具は、
一般的には、
「れんこん」、「しいたけ」、「菜の花」、「えび」、「かんぴょう」等を使います。
ちなみに、海鮮だと、
「鮪漬け」、「烏賊」、「白身」、「えび」
を入れ、
煮物ちらしだと、
「煮穴子」、「煮鮑」、「えび」、「煮椎茸」、「干瓢」、「甘く煮た人参」、「酢蓮」、「出汁にヒタシタ絹さや」、「玉子」、
を入れるようです。
どちらにするかは好みによりますが、
個人的には「海鮮」の方が好きですね^^
やはりちらし寿司もお寿司ですから、
寿司と言えば海鮮物だと思います。
ただ、いずれの場合も「えび」は入りますけど・・・^^
ひな祭りで、ちらし寿司を食べるように成った由来ですが、
実は、
ひな祭りだから、ちらし寿司を食べなきゃならない・・・
ではなく、
ちらし寿司は専門的な技術が必要なく、
家庭で簡単に作ることが出来るため、
昔から祭礼などの手作り料理として供されることが多かったようです。
玉子や甘エビなどの彩りも春らしい為、
春を祝う節句にふさわしいとして定着してきたようです。
最後に、簡単なちらし寿司のレシピをご紹介します。
1・油揚げ、にんじん、戻した干し椎茸を千切りにして甘辛く煮る。
2・これと煎りゴマを酢飯(すしのこで作ると簡単にできます)に混ぜる。
3・塩ゆでした絹さや(インゲンでも可)の千切り、錦糸卵、海苔を散らす。
4・酢飯にほぐした鮭(フレークでもOK)と煎りゴマを混ぜる。
5・錦糸卵、キュウリの千切り、海苔を散らしてワサビを添える。
6・イクラをのせる。(豪華に見えます^^)
動画もアップするのでこちらも参考にして下さいね^^
では!