梅干しは日本の伝統的な保存食であり、その健康効果や美味しさから多くの人に愛されています。しかし、「手作りは難しそう」「カビが生えて失敗しそう」と不安に思う方も多いのではないでしょうか?
本記事では、初心者でも簡単にできる梅干しの作り方を詳しく解説し、さらに、ジップロックを活用することで失敗しにくい方法もご紹介します。ぜひ、自宅で手作りの梅干しに挑戦してみてください!
【1】梅干し作りの基本|必要な材料と道具
まずは、梅干しを作るために必要な材料と道具を確認しましょう。
✅ 材料(基本のレシピ)
- 完熟梅(1kg)
- 黄色く熟した梅を使うと酸味がマイルドになります。青梅は避けましょう。
- 塩(180g〜200g)(梅の重量の18〜20%)
- 塩分濃度が低すぎるとカビの原因になるので、初心者は18%以上を推奨。
- 赤じそ(300g・お好みで)
- 風味と色づけのために使います。入れなくてもOK。
- 焼酎(35度以上)(適量)
- 梅の表面を消毒し、カビ防止に役立ちます。
- 氷砂糖(100g・お好みで)
- 甘めの梅干しが好みの方は加えるとマイルドな味になります。
✅ 必要な道具
- 漬け容器(ガラス瓶・ホーロー容器・ジップロックなど)
- 重し(ペットボトルやジップロックに水を入れたものでも代用可)
- 竹ザル(天日干し用)
- キッチンペーパー・布巾(水気を拭き取るため)
【2】梅干しの作り方(伝統的な方法)
① 梅の下準備
- 梅を洗う
- 水で優しく洗い、表面の汚れを取り除く。
- ヘタを取る
- 楊枝や竹串を使い、梅のヘタ(ヘタの黒い部分)を丁寧に取る。
- 梅を乾燥させる
- キッチンペーパーで水分を拭き取り、ザルに広げて1時間ほど乾燥させる。
② 梅を塩漬けにする
- 焼酎で梅を消毒する
- 焼酎をまぶし、雑菌の繁殖を防ぐ。
- 梅と塩を交互に容器へ
- 梅を一層敷き、その上に塩をまぶす作業を繰り返す。
- 重しをのせて冷暗所で保存
- ペットボトルなどで重しをし、涼しい場所で保管する。
- 1週間で梅酢が上がる
- 4〜5日後に梅から水分(梅酢)が出てくるので、全体に行き渡るように揺らす。
③ 赤じそを加える(お好みで)
- 赤じそを塩もみする(赤じそ300gに塩20gを加える)
- 梅酢を少し加えて色を出す
- 梅の上に均等にのせる
④ 天日干し(梅雨明け後)
- 梅雨明けを待つ(約1ヶ月)
- ザルに並べて3日間干す
- 1日1回裏返す。
- 梅酢に戻すか、そのまま保存する
【3】ジップロックを使う梅干しの作り方(簡単でカビにくい!)
伝統的な方法では専用の漬け容器や重しが必要ですが、ジップロックを使えば簡単&衛生的に梅干しが作れます!
✅ ジップロックを使うメリット
- 密閉性が高く、カビにくい!
- 省スペースで保管できる(冷蔵庫にも入る)
- 洗い物が少なく、後片付けが楽
ジップロック梅干しの作り方
- 梅の下準備(伝統的な方法と同じ)
- ジップロックに梅・塩・焼酎を入れる
- 空気を抜いてジッパーを閉める
- 冷暗所で保存し、毎日優しくもむ
- 梅酢が上がったらそのまま放置
- 天日干しも同じ要領で行う
【4】ジップロックの活用法(梅干し以外にも使える!)
① ご飯の保存で節約!
- ご飯を炊いたら1食分ずつラップで包む
- それをジップロックに入れて冷凍保存
- 1食あたり約30円で済み、節約効果大!
② 野菜の保存
- 野菜を洗って水分を拭き取り、ジップロックに入れると鮮度が長持ち!
- カットした野菜もそのまま保存できる。
③ 漬物作りにも活用
- キュウリやナスを塩と一緒に入れるだけで簡単な漬物ができる!
【5】梅干し作りでよくある質問(FAQ)
Q1. 梅干しがカビてしまいました!どうすればいい?
→ 軽度なら救済可能!
- カビが表面だけなら取り除き、焼酎で消毒すればOK。
- 梅全体が変色している場合は破棄。
Q2. 塩分控えめでも作れる?
→ 可能だがカビに注意!
- 10%以下の塩分だとカビやすい。
- 冷蔵保存を推奨。
Q3. ジップロックで長期保存できる?
→ 可能!
- ジップロックで保存する場合は冷蔵庫がベスト。
- 1年以上保存するなら密閉容器の方が安心。
【まとめ】手作り梅干しはジップロックで簡単&安心!
- 梅干し作りは難しくない!基本を押さえれば誰でもできる!
- ジップロックを使えばカビにくく、初心者でも簡単!
- ご飯・野菜の保存にも活用でき、節約にも◎!
ぜひ、自宅で手作りの梅干しにチャレンジしてみてください!