2019年度の葵祭は5月1日に始まります。
2019年では5月15日に路頭の儀(時代行列)が行われます。
葵祭はとは、その荒々しさを見るために、
近隣近郷から多くの人馬が集まる有名なお祭です。
平安京建都の百年以上も前から、
「賀茂祭」と呼ばれ、上賀茂と下鴨の両神社の祭礼として行われてきました。
当時は勇壮で荒っぽい祭りで、
平安時代に入ると、
賀茂祭は、石清八幡宮の岩清水祭や春日祭とともに三大勅祭となり、
岩清水祭は「南祭」と呼ばれるのに対して、
賀茂祭は「北祭」と呼ばれるようになりました。
そして、
さらに有名な祭となっていき、
祭といえば葵祭のことを指したそうです。
その後、華美さを増し、
「源氏物語」や「今昔物語」「徒然草」などの、
多くの書物に登場するように成ったと言われています。
明治になると、大政奉還で一旦すたれた葵祭ですが、
明治17年ころから再びおこなわるようになり、
この時から5月15日が祭日となりました。
第二次世界大戦後は、昭和28年から再開され
現在でも15日当日には、
天皇から勅使が遣わされ葵祭が始まります。
葵祭を、有料観覧席でご覧に成る方もいるかもですが、
下賀茂本通り加茂みたらし茶屋で休憩もできます。
詳しく言えば、
「御所の出口」「丸太町通り」「加茂街道沿い」
が良いです^^
ただ、脚立は危ないのでやめといた方が良いでしょう。
基本的には、有料観覧席は事前の予約が必要と成ります。
ただ、
巡行ルートの道でしたら、どこでも見られるので、
無理に、有料観覧席を予約する必要はないかもしれません。
それに、案外、
有料観覧席でない方が、
良いスポットからより近くで見学できると言う話しもよく聞きます^^
ちなみに、
賀茂川沿いの加茂街道は
観光客も比較的少なく、
一番近くで見ることができるそうです。
話しによれば、
牛馬など目の前を通り、
かなり迫力が有るそうです。
時間的には、
およそ15:00ぐらいになります。
仮に、東京から最速で葵祭を見に行くなら、
MKのシャトルタクシーで到着地点を「御所」にして申し込むと良いでしょう。
ただ、御所はめちゃくちゃ広い所なので、
観覧席からいちばん近い門がどこかを事前に調べる必要があります。
葵祭期間中の交通規制でも下鴨神社付近なら市バスは走行しています。
ただ、交通規制にともない、
経路を変更したり、、4車線道路を片側対面通行にするためバス停を休止する場合があります。
また、北大路通りを越えて加茂街道沿いは通行止めになる時間帯も有ます。
下鴨神社付近もバスが利用できます。
その為、
巡行の列が下鴨神社付近に滞在する時間帯を中心にバスの混雑が想定されます。
沿道で観覧するにしても、
現地との往復には、余裕を持った方が得策ですね^^