3年ぶり3度目の感染が、九州で確認された鳥インフルエンザは、
毒性の強い高病原性の「H5型」で、
鶏が感染すると75%以上が死に至るそうです。
勿論、全ての鳥インフルエンザウイルスが人間に感染するわけではありませんが
鳥インフルエンザの一部は人間にも感染します。
例を上げれば、
インドネシアでは170例の鳥インフルエンザ確定症例が報告され
うち141例が死亡していますし、
エジプトでは120例が確定診断されうち40例が死亡しています。
なので、
「人間には感染しない」
などと侮るのは間違いです。
それに、豚などを介してウイルスが変異した場合、
被害は九州にとどまらず、 、
人間に感染する新型インフルエンザになる可能性も否定できない状態です。
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鳥インフルエンザの症状は、
原因となったウイルスにより違いが見られますが、
一般的には、突然の高熱、咳などの呼吸器症状の他、全身倦怠感、筋肉痛などの全身症状を伴います。
そして、下痢、出血、多臓器不全、脳炎といった症状を呈し、
高病原性のウイルスで全身に感染します。
致死率は50~75%(国立感染症研究所)と言われていますが、
実際の死亡率は1%くらいです。
つまり、
10000万人感染して死亡するのが10万人と言う事です。
だだ、例え命が助かっても後遺症が凄いと言われています。
ちなみに、
鳥インフルエンザの感染源は、H5N1型・高病原性鳥インフルエンザに感染した病鳥や死鳥の排泄物や体液です。
鳥インフルエンザのワクチンについてですが、
「鳥インフルエンザのワクチン」と言えば
「タミフル」を思い浮かべる人もいるかもですが、、
タミフルは、予防薬ではありませんし勿論、ワクチンでもありません。
感染が確認できたときに初めて処方するものです。
ただ、感染してから時間が経ってしまうと効果が薄れるため、
なるべく早く処方する必要があります。
ワクチンには色々な種類ありますがが、
生ワクチン以外では効果が弱い可能性が有り、
免疫グロブリンを完全に獲得するためには、
罹患もしくは、生ワクチン接種以外有りえないと思います。