今や、世界文化遺産に指定された富士山ですが、
登った事が無い人も意外と多いのではないでしょうか。
富士登山は、大変な面も有りますが、
頂上から眺めるご来光はとても感動します
それゆえ、
一度は登ってみたいと思う人は多いでしょう。
今日は、そんな富士登山の装備と
代表的な登り口である富士宮口と富士吉田口についてです。
富士山の登り口は幾つか有りますが、
代表的な所が、
静岡県側の富士宮口と、山梨県側の富士吉田口です。
★富士宮口と富士吉田口について
距離は断然、、富士宮口の方が短いのですが、
何故か、富士吉田口の方が人気が有ります。
その理由は、
関東からのツアーバスや定期バスが首都高を通り、
中央高速から河口湖、富士吉田に入るのに便利で有り、
富士宮口は、山小屋が富士吉田口と比べかなり少なく、
収容人数に限界があるのが一番の欠点かもしれません。
また、ご来光を眺められる東向きの登山道は須走口、吉田口と御殿場口で、
富士宮口は西に近いので時間が経ってから出て来ます。
とは言え、
富士山頂の一番高い3776メートル頂上は、
富士宮口が一番近く、富士吉田口は反対側の一番遠い処が頂上鳥居なので、
好みにもよりますね。
富士宮口は、昔は車で五合目まで行けたので何度か行きました
その頃は、ミネラルオーターはあまり出回っていなかったので
水が有料なのには驚きました(@_@;)
あと、
トイレなんかも強制では有りませんでしたが
お金を置く方もいらっしゃいました。
これは多分、処分にお金がかかるからだと思います。
行った事があるかたならご存じだと思いますが、
五合目から頂上を見上げると、近くに感じますよね。
でも実はかなり距離的にはあります。
なにしろ、
夜中の12時ころに山小屋をでて、頂上に着くのは5時とか6時ですからね。
あと、びっくりするのが登山する方の装備です。
真夏と言う事も有り、山を知らない人はかなりの薄着で、
靴も普通の運動靴・・・
そんな方もいらっしゃいましたが、とんでもない事です。
登山にはそれなりの装備が必要不可欠なんです。
そんな訳で、
次は、装備についてです。
★富士登山の装備について
富士山の登山にはそれなりの装備が必要です。
以下、基本的なアイテムを記載します。
1・雨具
ホームセンターので十分ですが、コンビニの雨具では、岩に引っかけて破れてしまいますので注意してください。
2・防寒服
たとえ夏でも、夜明け近くの山頂付近は5度ぐらいです。
基本的には、冬服を用意しておきましょう。
耳当て、手袋も必須ですよ。
3・登山靴
1万円ぐらいのもので良いと思いますが、必ず「登山用である」必要が有ります。
他の靴だと、靴底が柔らかすぎ
岩場にグリップしてくれません。
それに、長い下りの砂地で足首をひねってしまう危険高いです。
砂が入りにくいと言う理由と、
ねん挫防止の安全策として、ハイカットの靴がお勧めです。
基本的にはこれだけで装備はOkですが、
その他、金剛杖、杖などを、
5合目あたりで用意しておくと、
「焼印押してもらう」イベントが有るので、
より、富士登山が楽しめます。
富士登山は、危険性はほとんど無いのですが、
万が一に備え、救急箱、ライターかマッチ、チョコレート
なども持っていくと万全でしょう。
もっとも、
富士山 登山のシーズンは7月~8月です。
この時期に行くのなら、
ライターかマッチ&チョコレートは不要かもしれませんね。
ただ、
備えあれば憂いなしですから
準備しておくのは良い事だと思います
持っていく場合は勿論、
全員に持たせておかなければ意味が無いので
気を付けて下さいね^^