冬は、身がしまり更に美味しく成るカニ。
そのカニの中でも、濃厚な味に人気があるのが「花咲ガニ」です。
花咲ガニはタラバガニの一種で、
ゆでると花が咲くように真っ赤に成り、
根室市の花咲港で水揚げされたことから
「花咲ガニ」と呼ばれるようになりました。
花咲ガニが好きな人は、メスしか興味が無い人もいますが、
花咲ガニのメスとオスはどちらが美味しいのでしょうか。
★花咲ガニのメスとオス美味しいのはどちら?
花咲ガニは、コンブ漁をするところで捕れるので、
昔はコンブガニとも呼ばれてたそうです。
で、
どちらが美味しいかですが、
実際の所は好みによります。
ミソと内子が好きな方にはメスがお勧めで
豪快に足を食べたい方はオスがお勧めです。
メスが好きな人のほとんどは内子目当てだと思いますが、
花咲ガニのメスは、オスよりも滅多に市場に出てきません。
花咲ガニのメスが人気が有るのは、本州ではあまり見かけない事と、
その卵(内子、外子)が濃厚な味わいで珍味として知られているからだと思います。
市場で買えなくても、ネットで買う事は可能だと思うので
参考にして下さいね。
⇒ 花咲カニメス一覧
★花咲ガニの食べ方
花咲ガニはとても味が濃厚なので、
そのまま食べるのが一番美味しい食べ方だと言われていますが、
やはり、何と言ってもお刺身です。
花咲ガニの甘みを堪能できるので、お刺身がお勧めです。
作り方は、
自然解凍させた花咲ガニの殻をキッチンバサミで切り、
身を剥き、その身を冷水に約20分ほどつけて
身を引き締めれば出来上がりです。
わさび醤油で食べます。
お刺身が苦手という人は、
ボイルされた花咲ガニを自然解凍させ二杯酢で食べるのもお勧めです。
解凍したものをほんの少しだけ炙って食べる味は絶品です。
地元独特の調理法でもある鉄砲汁は、
ぶつ切りにした花咲ガニを味噌汁の中に入れ、
いっしょに、人参や大根、豆腐などを入れます。
そうする事で、風味がでてとても美味しく成ります。
その後、小口切りにしたネギを入れ
好みにより、一味唐辛子を入れます。
一味唐辛子を入れると、味が引き締まって美味しいのでお勧めです^^
カニの出汁が美味で、その味は絶品です!
北海道を代表する郷土料理と言えますね。
他にも、甲羅に熱めの日本酒を注ぎ飲んだり(甲羅酒)、
メスのカニが手に入れば内子も楽しめ、
さらに花咲ガニを満喫できます。
ちなみに、外子も大変珍味です。
花咲ガニの調理で、特に注意してほしいのは、
トゲが無数に有り殻も固い為慣れないと危険です。
必ず、キッチンバサミを使ってケガをしないように注意して
調理してくださいね^^