3月は卒業シーズンですね。
卒業式で、必ず有るのが送辞と答辞です。
今日はそのうちの、
【答辞】について書きます。
答辞とは、卒業式などで祝辞や送辞にたいして答えるもので
金八先生などを見た人なら解るかと思いますが
結構、感動するものです。
答辞に関する記事は沢山有るので、
ここでは、看護学校と大学の卒業式での答辞についてお話しします。
★看護学校と大学の卒業式での答辞
1・看護学校の答辞
まず、看護学校ですが、
これは、大学にも言える事ですが、
答辞というものをそんなに難しく考えずに、
「おめでとう」
に対する
「返事をする」
と思えば良いです。
入学当初の学生生活からはじまり、グループ学習等を経て進級し、
実習が始まって、互いの看護感を刺激しあい時には共有し、時には対立し、
〇年間で個々に自分なりの成長を感じることが出来る日を迎えられたのではないでしょうか。
看護と言う関係上、楽しかったことばかりではなく、
辛い別れなども経験させたかも知れませんね。
そういたことをあなたなりに文章にしていけば良いです。
また、お世話になった実習病院の看護師長さん等も来賓されるでしょうから、
その方へのお礼も兼ねた言葉も入れましょう。
2・大学の答辞
次に大学ですが、盛り込むのは
*時候と前文
*いままでの振り返り
*学校への感謝
*未来への明るい展望
*後輩への託し
*〆
となります。
簡単な例文を上げると、
激冬を乗り越え、ようやく春らしくなって来た今日この頃
私たちは〇〇大学〇〇修士課程を修了いたします。
…年前、より高い専門性を身につける機会を得、
希望に燃えて大学生となってから、これまでのことが、
いま、噛みしめるように思い出されています。
~具体的なエピソード~
〇〇学長はじめ、諸先生方には、
ひとかたならぬお世話になり、ありがとうございました。
この場で学べていることに、どれほどの誇りを感じております。
大学で得た知識や技術をもとにし、さらにそれらを生かし
社会に恩返しをする所存です。
後輩の皆さん、
心のこもった送辞を頂き、感謝します。
皆さんもどうか、より高く、自分たちを高め、成長して行って下さい。
そして、伝統あるこの大学の学生として、
誇りある日々を送ってください。
きょうを境に、我々は、一人一人が別の道を歩んでまいりますが、
学校の名前に恥じない様、これからも、誠心誠意、まっすぐに進んでまいります。
最後にもう一度、我々に学びの場と時間を与えてくださった学校、
そして先生方に、心からの感謝を申し上げ、
答辞とさせていただきます。
ありがとうございました。
学校によっては違いがあるかも知れませんが、
学長に一礼して、奉書を開いて読んで、
読み終わったら畳んで包んで、学長 に渡して段を降ります。
★最後に
看護学校にせよ大学にせよ、
心を込めて、読んでください。
途中、泣くぐらいでも良いんです。
何故なら、そういう答辞は心に残り、
一生忘れないものですから^^