おねしょは幼児期では、ごく一般的ですが
大人の方でも、おねしょをしてしまう事が有ります。
その原因は何なのでしょうか?
実は、大人でも1%ぐらいの人が、
「おねしょ」に悩まされているそうです。
誰にも相談できずに悩んでいる人は意外にも多いのです。
★「おねしょ」と「夜尿症」の違い
寝ている間に無意識に排尿してしまうということでは、
「おねしょ」と「夜尿症」は全く同じですが、
その違いは年齢に有ります。
つまり、
幼児期の夜尿をおねしょといい、
6~7歳(小学校入学後)以後の夜尿を夜尿症というのが一般的です。
その為、
6~7歳になっても夜尿がつづく場合には、
生活指導を受けたり、薬による治療など適切な対策をとったほうがよいようです。
夜尿症には一次性夜尿症と”二次性夜尿症”の二種類が存在します。
一次性夜尿症とは、おねしょが生まれた時からずっと続いている状態を指し、
夜尿症の人の約8~9割は、この一次性夜尿症に当てはまると言われてます。
二次性夜尿症とは、これこそが「大人のおねしょ」です。
一時期、治っていたいた夜尿症が、
半年~数年間を置いて再発した場合、二次性夜尿症と成ります。
ですが、圧倒的に多いのが一次性で
次性は10~20%とあまり多くはありません。
大人のおねしょも圧倒的に多いのは一次性です。
ちなみに、
おねしょを週に2~4日以上する場合を夜尿症と言い、
これが全体の1%です。
★大人のおねしょの病因とは
大人のおねしょの原因には以下の4つが考えられます。
1.泥酔状態になるまで、お酒を飲み続けた時。
2.継続的なストレスがたまっていて、極度の緊張状態の時。
3.疲労で睡眠周期が狂い、深い時間帯に尿意が最高潮に達した場合。
4.膀胱、腎臓、括約筋のいずれかがたるんでいて病気である時。
この中で特に多いのが1の飲酒です。
通常、尿意を感じると目をさますのですが、
大量の飲酒により、目覚める事が出来ず
そのまま漏らしてしまうパターンです。
次いで3だと思います。
たまになら、ほとんどの場合、1か3と思って間違いなさそうですが、
連続する場合は、3が原因になることが多くなります。
4も続く場合は、早めに医師の診察を受けた方が良いでしょう。
ただ、
尿漏れはたいてい括約筋が緩んだ状態の場合におきますから、
ほとんどの場合、治療が必要というほどでは無く、
ちょっとした体操などで直る場合も有ります。
特に女性は、子供を産んだ経験のある人に多く
それほど心配する必要が無い場合がほとんどです。
大人なのにおねしょ!!
人には恥ずかしくて言えず、
本人はとっても心配で心を悩ますかもですが、
以上のように、原因さへ解ればほとんどは
「心配無用」ですので、ご安心を^^
、