アフラックの昔のガン保険に、「スーパーがん保険」と言う物が有りました。
当時はまだ、がんに成る方が少なかった時代でしたので、
かなりの好条件且つ、低掛金でした。
しかし、現在の状況とは異なり、
今の時代にマッチした物とは言えないようです。
その為、解約する方も多いと聞きます。
今日は、そんな初期の頃のアフラックスーパーがん保険の解約払い戻し金の現実です。
アフラックのスーパーがん保険の補償はこんな感じです。
掛金1口3,320円本人(特約マックスを含む)
がん(悪性腫瘍)と診断された時⇒100万円(1回のみ65歳未満)50万円(65歳以上)
入院 ⇒1日につき15000円
在宅給付金 ⇒1退院につき最高20万円
通院給付金(20日以上入院後)⇒1日につき5000円(65歳未満)2500円(65歳以上)
死亡保険金(がんによる死亡) ⇒150万円(65歳未満)75万円(65歳以上)
がん以外による死亡 ⇒15万円(65歳未満)75000円(65歳以上)
次に奥様など従たる被保険者は
がん(悪性腫瘍)と診断された時⇒60万円(1回のみ65歳未満)30万円(65歳以上)
入院 ⇒1日につき10000円
在宅給付金 ⇒1退院につき最高15万円
通院給付金(20日以上入院後)⇒1日につき3000円(65歳未満)1500円(65歳以上)
死亡保険金(がんによる死亡) ⇒100万円(65歳未満)50万円(65歳以上)
がん以外による死亡 ⇒10万円(65歳未満)5万円(65歳以上)
補償内容だけを見ると、低額な掛金の割にはそれなりの補償と言えます。
しかし、今はがんで入院しても20日以上かかる事などほとんど無い事や、
診断給付金が1回のみである事、そして何よりも上皮内新生物に対応しておらず、
生きる為のガン保険とは言えません。
ですが、このスーパーがん保険は古い保険の為掛け捨てでは無く
解約払い戻し金が有ります。
巷では、かなりの掛け金が戻ってくると言われていますが、
現実はどうなのか、自分の実体験を元にお話しします。
★アフラックのスーパーがん保険の解約払い戻し金額について
アフラックのスーパーがん保険の解約払い戻し金額は、
ネット等を見ると7割~8割程度戻るなどと言われていますが、
それは間違いです。
実は、
平成13年、今から約17年前に二口加入していたアフラックのスーパーがん保険を
1口解約しました。
その時の払戻金額は1口約33万円でした。
9年ほどかけていたのでまずまずの金額で早速、一口解約いました。
あれから17年ほどたち、残りの1口の解約払い戻し金を聞いたら、
ほんと、びっくりです(@_@;)
いくらに成っていたと思いますか??
単純に考えて、9年で33万円なのだから、
26年で軽く見積もっても70万円は超えていると思ったのですが
なんと31万円ほどでした!!(@_@;)
どう考えてもおかしいと思い、、アフラックのオペレーターの方に確認したら
当時はそうだったかもですが、貯蓄と違い波が有るので
との事でした。
そこで、解約払い戻し金のピークを聞いたら、
この、ガン保険で一般的にネット等で言われている内容とは異なり、
70歳前くらいまでで、金額は45万円ほどだそうです。
これでは、掛け金の半分以下でしかなく、ネットの噂とは大違いです(>_★特約MAXについて
アフラックのスーパーがん保険には「特約MAX」と言う物が有ります。
補償はこんな感じです。
がん × 〇
上皮内新生物 〇 〇
病気やケガ 〇 〇
がん(悪性腫瘍)に関してはがん保険で賄うのでその他を保証する医療保険です。
少ない掛金で、今ではほとんど無い180日の長期タイプで、
手術給付金は手術の内容に応じて1回あたり5万円・10万円・20万円の給付になります。
ただ、手術給付金が支払われる対象範囲は約款所定の約88種類の手術となります。
比較的新しい医療保険ではこの対象手術が約1000種類に拡大という表現がされる事で、
特約MAXの対象となる手術が少ないな~
と、
心配される方も多いかもですが実際には「約88種類」というのは単なるカテゴリーの位置づけで、
約1000種類の対象手術と同じカウント方式を取れば
特約MAXの対象とする手術も約600種類くらいに言い直す事ができるそうです。
スーパーがん保険を解約してしまうと、特約MAXも解約と成る為、
迷う方もいるかもですが、最新の保険の方が現代にマッチしているのは間違い有りません。
ただ、180日と言う長期保証はあまり無いので、
余裕が有り、もしもの時に備えたいのなら続けて見るのも有だと思います。
その辺は、ご自身のライフスタイルに合わせてご検討頂ければです^^