健康保険料は通常、サラリーマンなら給料から自動的に引かれるので
通常は、あまり考える必要は有りません。
では、会社を辞めて無職に成った場合、どうなるのでしょうか。
今日は、それについてです。
国民健康保険とは
まずは国民健康保険とはどのようなものかについて簡単に言うと、
『自営業者、職業についていない人とその家族』が加入する保険で、
国民健康保険のことを「地域保険」とも呼びます。
会社勤めの人は•全国健康保険協会(協会けんぽ)や、
合管掌健康保険(組合健保)などに加入する事に成ります。
ようするに、自営業者の健康保険と言う事に成ります。
国民健康保険料、無職の人は月額いくら
国民健康保険料の支払額は意外と高く、
6万~7万円と言われています。
無職だろうがなんだろうが支払わなければ、
保険が適用できません。
基本的にはそのようですが、
退職理由が 非自発的離職の場合は、前年所得を
30%にして計算するという特例があるそうです。
市町村が独自に決めた減免措置がある場合が
有るので 市町村相談するのがベストです。
ちなみに、無職の場合で、一番よいのは、親や配偶者、そして子供などの
扶養に入ると保険料が扶養と成るのでそれが一番ですかもしれません。
健康保険料は延滞する事も可能ですが、
利率は、こうなります。
・1ヶ月までは、特例で 4.3%
・1ヶ月をすぎると 14.6%
ここまでくるとカードローンなみです。
実際の所、
会社を辞めて直ぐ、6万~7万円を支払うのはきついでしょう。
では、どうしたら良いかを次に書きます。
会社をやめた時の健康保険の対処法とは
会社を辞め、国民健康保険に加入するのが必ずしもベストとは言えません。
国民健康保険が高額な場合は以下の方法がお勧めです。
★任意継続
健康保険の任意継続とは、退職した会社の健康保険を引き継ぐ方法です。
1~2年は引き継ぐことが可能ですが、
規則は厳しく、退職後20日以内に手続きをしなくてはなりません。
1日でも遅れると理由がどうであれ加入することは出来ません。
また任1日でも保険料の納付が遅れると翌日には強制的に脱退させられるそうです。
その為、早めに対処する事が必要ですが、
会社を辞めて直ぐの時には、これがお勧めです。
退職時には必ず、健康保険事業者に任意継続の手続きをすることをお勧めします。
勿論、お金に余裕のある方は別ですが・・・
任意継続した際の健康保険料の支払額は
任意継続した際の健康保険料の支払額、
およそ今までの2倍の金額と考えてよいと思います。
そもそも企業に勤める一般労働者の健康保険料は、
会社(組織)が半分負担するのが義務なので、
その2倍が相場と成ります。
まとめ
基本的には、国民健康保険は自営業の方の為のものなので
会社を退職した際の健康保険は任意継続がお勧めです。
その後、自営或いは会社を設立する若しくは再就職を選ぶかは
あなたの自由ですがまずは、国民健康保険と任意継続を比べてみて安い方で良いと思います。
大事な人生なので、しっかりと考えたいですね^^
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