先日、マグニチュード8クラスの地震がチリで起こり、
東日本を中心に、津波警報が出されましたね。
この地震では、2日までに6人の死亡が確認されたほか
地震の影響で地滑りや停電、津波などの被害が発生しました。
チリ当局によると、6人のうち2人はがれきなどの下敷きになって死亡し、
残る4人の直接の死因は心臓発作だったそうです。
避難した人は、なんと92万8000人にもいたそうです。
正式なマグニチュードは8.2と発表されました。
津波警報が出された、岩手県大槌町では
東日本大震災の津波で1200人余りの住民が死亡、行方不明となり、
3年が経過した今も堤防が決壊しているところがあるそうです。
さて、今回のチリ地震での日本の地震との関連性ですが、
まず、最も警戒される予想されている南海トラフ地震は、
プレートが全く違う為、それほど心配はないでしょう。
勿論、100%関係ないとは言い切れませんがほぼ影響は有りません。
ですが、
よく、
「今月いっぱいは注意したほうが良い」
と言う事を聞きますが、
そお言った考えはやめましょう。
なぜなら、世界中には沢山のプレートが有り、
連動がおこれば数秒~数日で次々連動する可能性あります。
したがって、
常に危機感を持つ事は必要です。
最低でも、防災グッツはそろえておきましょう。
次に津波についてですが、
先ほども話したようにチリ地震が起きてから、
東日本を中心に津波警報が出されましたが、
通常の波と津波の違いは、
通常の波が、海から風に吹かれて流れてきた水なのに対し
津波は、水面が高くなった水の塊だと言う事です。
海水面の高い場所が、塊になって近づいてくるのが津波です。
津波が、地面に到達すると、行き場所がなくなり、
巨大な波の塊になって家屋や道路を襲います。
東日本大震災の映像をご覧になれば解りますが、
波はないのに海水面が上昇し、道路が水没していましたね。
通常の波と比較し、同じ高さであっても、
津波のほうがはるかに海水の量が多い為、
巨大な力と成ります。
通常、50センチの津波でも
人は簡単に流されてしまいます。
いまさらここで、津波の怖さを語っても
テレビの報道などで十分承知とは思いますが、
50センチ程度の津波でも、
侮ってはいけないと言う事を胆に命じておいてくださいね。
では!