里桜の代表でるソメイヨシノは、
広い範囲で見る事ができ、
公園や街路、河川の堤防など各所に植栽されています。
植栽してから15年ほどすると花付きが良くなり、
20~40歳の期間は見事な花を咲かせます。
その後次第に樹勢が衰えていき、
50歳を過ぎると衰えが目立つことが多く成ります。
ソメイヨシノの寿命は、60歳~70歳ぐらいですが、
老木は、これ以上切ったらやばい、
というぎりぎりのところまで切るとホルモンの関係で若返るんだそうです。
ただ、桜自体は「ギリギリ」の見極めが難しい樹種で、
少しの切り過ぎで株全体が枯れてしまうのですが、
ソメイヨシノは「接ぎ木」で増やされたクローン品種な為、
全ての株が同じ遺伝子を持っています。
なので、
接ぎ木で増やしていくらでも更新が利きます。
まぁ、
「コピペで量産」みたいなものですね^^;
ソメイヨシノの開花時期は、
2月1日からの通算気温が600度になると開花すると言われていますが、
ソメイヨシノの開花時期を意図的に遅らせる方法も存在します。
ただ、切花でしたら低温貯蔵庫に入れておくなどの方法がとれますが、
ソメイヨシノは樹ですので、
長くて2日~3日程度のようです。
弘前や北海道で色々試みたようで、
桜の根元に雪を摘んで冷やしたり、枝に冷たい風を当てて花芽を冷やしたり、という実験がされているようです。
結果は、半日程度だったそうです。
北海道では太陽の光を遮ることで2~3日遅らせられたそうです。
また、
山桜とソメイヨシノどちらが先に咲く?
みたいな質問も有りますが、
山桜とソメイヨシノの初開花が、
どちらもも、ほぼ同じ時期に開花し始めるので、
どちらが先かとは、なかなか断言でできません。
次に、「花言葉と学名」
ソメイヨシノの花言葉は「純潔・独立高貴、清純、精神愛」です。
ちなみに、その他の桜の花言葉は、
しだれ桜⇒優美、ごまかし
山桜 ⇒純潔、美麗、淡白
八重桜 ⇒教養、しとやか
となっています。
最後に、ソメイヨシノの学名ですが、
「Prunus × yedoensis Matsumura」です。
読み方は、ラテン語なのでほぼローマ字読みで良いと思います。
なので、
「ぷるぬすえどえんしすまつむら」
こんな感じですかね^^